謝罪文を書いていると、警官がバケツを持ってきた。
週に一度、畳の拭きそうじとトイレ掃除がある。
トイレはブラシと一緒に雑巾で磨くように言われる。
一通り磨いた後、クレゾール液をまく。
基本動くことがないので、こんな掃除でも達成感があって爽やかな気分になった。
昼はカレー。これも完食した。
年配の警官がこの前病院でもらってきた皮膚に塗る薬を持ってきてくれた。
基本飲み薬はもちろん、塗り薬も自分で管理することはない。もちろんこれらも自殺などの防止のためだろう。
俺の皮膚はかなり悪化していて、警官も心配してくれた。
薬でベタベタになった足を見て、「乾くまでパンツでいてもいいよ」と言ってくれた。
13時30分に会社分を書き終わり、今度は反省文を書いた。
これは昨日弁護士に裁判所に出すために書くように言われたものだ。情状酌量のツールになるらしい。
もともと書くことは嫌いではないので、それほど時間はかからなかったが、パソコンでうつわけではないので、下書きしてから丁寧に書き直しをした。
たまたま16時30分にN先生が来てくれ、会社への謝罪文を渡し、反省文も見てもらった。
相手の女の子はネグレクトを受けており、反省文の中にそう書いたのだが、これは被害者の親にも示談交渉するために見せるので書かない方がいいとアドバイスを受けた。
そう言えば示談について書いてなかった。
おそらくこの辺りも気になる読者もいると思うので、次回かその次くらいに詳しく書くことにする。