今自分が社会復帰出来た介護について書いていこうと思う。
仕事で日々感じたことを書いていくこともあるが、基本的に前科を持った人が社会復帰する時に介護という仕事を選んだら、というスタンスでの内容を中心に綴っていこうと思う。
その時、おそらく気になるのがやはり収入面ではないか。
求人情報を見てもらうとわかるが、介護の仕事はまず20万前後の求人しかない。15万という求人もざらにあり、一般事務などとさほど変わらないし、下手をすればそれより安いこともある。
年収にすれば、300万を超える提示を受けるのは、かなりレアなケースであると言って良いと思う。
しかもそれらは大抵の場合各種手当を含む。
ほぼあるのが夜勤手当、大体月4回が標準だと思うが、うちの場合、1回の夜勤で6000円の手当がつく。
ある程度労務管理の知識がある人はご存じの通り、22:00~5:00の勤務は通常の1.5倍の賃金を支払う義務がある。6000円という額はそれよりも多めではある。
また、介護職は処遇改善手当というのがつく。いくらもらえるかは、実は持っている資格や勤続年数とあわせ、施設によってかなり大きく異なる。
無資格には支給がないケースもあるし、処遇改善手当自体を施設側がプールして職員にほとんど下ろさないケースもまあまああると聞く。
だから、入る施設によって待遇はかなり異なる。うちの場合はかなり良心的な方だとは思うが、それにはそれなりの理由がある。
これは改めて書いていくことにする。
収入に関しては関心も高いと思うので、しばらく書いていこうと思う。次回は収入に大きな影響を与える資格について書くことにする。
(つづく)