逮捕されても前向きに生きるブログ~人生をやり直したい人たちへ~

児童買春で逮捕歴のある初老の冴えない爺さんが社会復帰に挑戦するブログ

ハローワークへ

会社から離職票が届いたので、ハローワークに出掛けた。

失業保険を受けとる手続きをするためだ。

 

転職の経験がある方ならお分かりだろうが、退職には会社都合と自己都合がある。自己都合の場合は3ヶ月後に失業手当が支給となるため、3ヶ月間は貯金を切り崩すしかない。

 

ちなみに懲戒解雇は会社都合か自己都合かご存じだろうか?

 

 

正解は後者である。

会社からクビにされたのだが、その原因は自分の過失なので、当たり前と言えば当たり前である。

 

離職票を見れば懲戒解雇されたとわかる。直接の記載はないが、退職理由の欄に番号が書いてあり、懲戒解雇の場合は50とかいてある。

 

ご多分に漏れず、俺の離職票にも50と記されていた。

 

実はハローワークには俺のような前科者が仕事を探す専用窓口がある。

失業手当の請求の順番を待つ間、そこを覗いてみようか迷った。

ただ、自ら犯罪者だと言うのも、人目が気になるのもあり止めておいた。

 

代わりに介護の仕事を探しているという体で、無資格、無経験、50での求人があるか聞いてみた。

 

3件ほど紹介してくれたのだが、その時担当が年配の男性だったので、思いきって聞いてみた。

「私は逮捕されて懲戒解雇になったんですが、それは面接の時黙っていてもいいでしょうか」

 

介護の仕事を勧めてくれた警官は黙っていればわからない、と言っていた。

ハローワークの人も黙っていればいいと言って欲しかったのだが……

 

「いやぁ、それは言った方がいいと思いますよ」

 

 

まあ、そうだよな。

 

 

「介護の仕事に興味があるなら、こういうセミナーや説明会がありますよ」

と封筒いっばいの資料をくれた。

 

 

家に帰ってその資料をいろいろ見てみた。

その中に、介護職員初任者研修の職業訓練の案内があった。

 

資格を無料で取れるのか、

これをしてから就職してもいいかな。

 

 

そう思ってみていた。