あまりにも前回から時間が経ちすぎていて唐突感がある笑
介護職は収入は低いし、昇給のピッチもかなり緩い。出来る限り大きく収入をあげようと思ったら、資格を取ることが近道だ、という話だった。
前回は介護職員初任者研修の話をしたので、今度は実務者研修の話をする。
初任者研修の上の資格になるが、介護職の唯一の国家資格である介護福祉士の試験を受ける際に必須となる資格だ。
つまり、実務者研修を取っていなければ介護福祉士にはなれない。
介護に進む福祉系の専門学校や大学は、この実務者研修の修了が主となる。
この実務者研修のみを持っていてもあまり意味はなく、あくまでも介護福祉士取得のためのスタートラインという位置付けになる。
学校ではこれを2年ほどかけて学ぶのだが、ハローワークで行う職業訓練では半年になる。
俺は働きながら週一のペースで約10回ほど専門学校の社会人コースにスクーリングに行った。
事前に学科は自宅でテキストを使って自学しテストを受けて合格したらそのスクーリングに参加する資格が得られるという仕組みだ。
スクーリングは、規定でこの項目だけは対面で学習しないといけないと決まっている項目が幾つかあるため、その学習と介護実技、修了試験(学科、実技両方)のために通わなければならない。
公休を潰して行くことになるため、3ヶ月ほどは休みが週1になった。これがまあまあきつかった。
仮に介護に進もうと思われている方がいて、それなりに時間があるならば、初任者研修ではなくこの実務者研修を取った方がよい。
この資格をもっていて、うちの施設では資格手当が4000円ほどつく。
仮に職業訓練の場合、雇用保険に入っていて失業手当を貰える資格があるなら、半年間無条件で支給されるのでかなりお得だ。
次は介護福祉士の話と、給与の話になるかな。