逮捕されても前向きに生きるブログ~人生をやり直したい人たちへ~

児童買春で逮捕歴のある初老の冴えない爺さんが社会復帰に挑戦するブログ

今日で

コロナの感染対応が終わりました。

 

つかれた。。。。。

 

 

ただ、「感染対応」と言っても、一般の方には何のことかイメージがわかないですよね?

だから何が疲れるのかもよくわからないと思います。

 

病院もそうですが、こういう施設の感染対応の肝は「ゾーンニング」なんです。

 

コロナ禍が始まった頃は、防護服を着た人が方々を消毒して回る、というイメージがあったと思います。

 

今はあんなことはしません。

(毎日アルコールで拭くなどの消毒はします)

 

ただ、あの防護服(正式にはガウンです。)を着て仕事をします。

 

ゾーンニングとは、コロナウィルスがあるところ(基本的には陽性者の部屋)とウィルスがないと思われるところをビニルカーテンで仕切り、グリーンゾーンとレッドゾーンにわけます。

 

利用者は基本レッドゾーンにいます。

レッドゾーンに入る時に、あのガウンにキャップ、手袋にマスク、フェイスシールドをするのですが、介助は全てレッドゾーンで行うわけで、蒸し風呂の中でオムツを替えたり食事を摂らせたりするわけです。

 

それも、一人対応するごとにガウンは替える必要があるわけで……

 

ですので、この感染対応期間中は利用者は部屋から一切出られません。

食事もうちの施設は2回になります。(とても3回介助は出来ません。)

風呂も当然入れません。

 

 

そりゃもう悲惨な状況です。

 

私たち介護者もガウンでの仕事の手間に加え、自分がかからない、他の陰性の利用者に陽性者のウィルスを媒介しないという緊張感を抱えた仕事になるのです。

 

うまく伝わりましたか?

 

もう帰るのは一時間以上サービス残業になるし、体力は消耗するし、精神的にもまいってくるしで……

 

中には発狂する利用者も出てくるわけです。

「何で部屋の外に出られんのや!」

「トイレにも行かせてもらえんのか!」

 

認知症の方にコロナだの何だの言っても理解出来るわけがありません。

 

そりゃ人間誰でも部屋に閉じ込められたら狂いだしますよ。

 

それがわかるからこそ、その対応はメンタルを相当やられます。

 

そんな地獄が今日終わりました。

 

 

 

心から疲れた……

 

 

お休みなさい。

 

また余裕が出来たらブログ書きます。