昨日ちびまる子ちゃんで家庭訪問の話をやっていましたね。
(そう言えば新しい声優さん、違和感なくてビックリしました。ちびまる子ちゃんが大きなアニメに育ったのでプレッシャーは半端ないと思いますが、頑張ってほしいです)
家庭訪問、行く側の本音も少し書いてみようかな。
最近、元教師による学校の裏事情の暴露話に触れる機会も多くなりました。
滋賀の方でクラス替えのやり直しのニュースも少し前にありましたが、どうやって先生たちはクラス替えをしているのかというのも興味があるかと思います。
それは次の機会にして、今日は家庭訪問。
迎える側も嫌でしょうが、行く側も嫌です笑
めんどくさいんです、やっぱり。
一応、家庭の教育力を見るという大義名分もありますし、実際に家を見れば家庭の事情が分かるから大事だという人もいます。中にはわざとトイレを借りてきちんとしている家かどうかを見るという人もいます。
まあ、一理ありますが、私はあまりそれは重視していませんでした。
ただ、保護者の方と仲良くなる必要は感じていたので、教師の側の顔見世興行という位置付けでしたね、私は。
一軒あたり15分ほどをみますが、移動もありますから正味5分くらいのもんです。
私はいつも玄関先で結構です、と言って中には入りませんでした。
冷たいお茶やお菓子を用意してくださるお家も多いのですが、一切手はつけませんでした。全部飲んでいたらお腹タポンタポンです笑
ただ、例外。
子どもがお茶をいれてきてくれるケースがあります。
その場合は、1滴残さず飲んでいました。
玄関先で話をしていても、奥の部屋で子どもが聞き耳を立てているのは百も承知していましたから、子どもの悪いことは一切言いませんでした。
むしろ自分が帰ったあと褒めてもらえるような情報を持っていけるように事前に準備しましたね。
そして親さんの要望を伺って帰るというのが流れでした。
中には宗教関係の本を勧められたり苦笑、そこで営業をかけられるケースもごく稀にありましたから、それはうまく逃げました。(そのためにも一軒あたりの時間を短くしておきました)
やはり先生が家に来るというのは、親も子もいい気はしませんよね。
最近は家庭訪問のない学校もあるようですが、私はあまり必要は感じませんでした。
中学校だと、悪いことをした生徒の家には嫌でも行かなければならないこともありましたしね笑
私が教員をしていた都道府県ではちょうど今くらいに家庭訪問が終わる(GW前)感じでしたから、ちびまる子ちゃんを見ていて懐かしくなりました。