児童買春でも自首する方がいらっしゃいます。
警察が事件として認知していたら、いくら自首をしても自首扱いにはならないそうです。ただ、弁護士付き添いのもとで行けば、無罪にはならなくても逮捕は免れる可能性はありそうです。
逮捕されるのは相当リスクが高いです。
①会社にばれる
逮捕され、勾留になると風邪で休みます、は通用しません。また、ほとんどの場合懲戒解雇になるでしょう。自己都合退職と懲戒解雇は天と地ほどの差があります。逮捕を避けられれば、任意の取り調べには出向かねばなりませんし、警察も自分の都合には合わせてはくれませんが、最低でも懲戒解雇は避けられるでしょう。これは第2の人生を歩む上でかなり重要になります。
②報道される危険がある
新聞やテレビで報道されると、多くの人に知れわたることになります。それだけでなく、その報道がネットに残ります。いわゆるデジタルタトゥーです。
これはかなりハンディを背負います。
自分の名前を検索したら、逮捕記事が何年たっても出てくるのは悪夢です。
また、再就職にもいい影響は全くありません。むしろ新聞やテレビ報道は遠くに行けば知らない(ばれない)ケースがほとんどだと思いますが、ネットはどれだけ居住地を変えようとも逮捕事実はばれるでしょう。
自分一人での自首はあまり意味がないようで、必ず弁護士をつけた方がいいです。が、ある程度の費用は必要です。もちろん逮捕リスクに比べればそんなものははした金ですが、自首しなくても警察が時効まで事件を認知しない可能性も高いわけで、いわゆるやぶ蛇にもなりかねません。
自首するかどうかはかなり難しい問題だと思っています。
あと、もし逮捕の可能性を感じている人がすべきことは、自首の前にSNSの削除です。
それは証拠隠滅を勧めているのではありません。
逮捕され、それが報道されると間違いなくアフィリエイト目的のバカどもがまとめ記事を作り出します。それも一つや二つではありません。
そいつらがやることはSNSで特定し晒し者にすることです。
SNSには大抵個人情報や顔写真をあげているはず。
最近の児童買春逮捕報道でも、テレビ局ですらインスタの写真をニュースに使用しているのを見かけました。
名前だけが出るのと顔写真も出るのとでは、これも天と地ほどの差があります。