逮捕されても前向きに生きるブログ~人生をやり直したい人たちへ~

児童買春で逮捕歴のある初老の冴えない爺さんが社会復帰に挑戦するブログ

逮捕5日目~

逮捕10日目の日記より

薬のせいか、もともとの怠惰な性格のせいか何もやる気が起きない。創作意欲もわかない。 俺はやはり誰か対象者がいて、その人のために何かをし、その人に認められるという行動が好きなんだと思う。 今日は取り調べもなし、本当にやることがない。そして食欲…

逮捕9日目の日記より

なぜあの時死ななかったのだろう。何度も死ぬチャンスはあった。 なぜ○○に採用されたのだろう。地獄を見るのはもっと早くてもよかった。 そんなことを思うはずなのに、なぜか思わない自分がいる。 こうやって逮捕されたのは全て自分のせいで、そこに神様など…

逮捕8日目の日記より

少し自分を見つめられるようになってきています。変化をお楽しみください笑 ※※※※※※※※※※※※ ないものを憂うより、失ったものを悲しむより、今あるものに喜び、与えられたものに感謝せよ。 路上生活になったらこの環境(留置所生活のこと)は天国だ。雨風かしのげ…

逮捕6日目の日記より その3

もちろんこうなった今は、こんなことと引き換えにならないものを失ってしまった後悔、いろんな人に迷惑をかけてしまった後悔の方が遥かに大きいものだが、当時は押さえきれなかったなぁ… もしかすると、パニック障害が出なければ風俗で済んだのかもしれない…

逮捕6日目の日記より その2

当たり前だけど俺には面会に来てくれる人なんていなくて、前の前の会社を辞めなければそれなりの年収も人望もあったんだと思う。けれど、友達がいない淋しさが分かってよかったんじゃないかなぁと思う。 自分の人生が狂い始めたのは短期的に見ればやはり前の…

逮捕6日目の日記より

前に少し書いたが、雑感を書いたものが新たに見つかったので追加してあげていきます。 ※ ※ ※ 留置されて6日目、早いような長いような時間。気が狂いそうなときもあったし夢うつつで本当に現実のこととは思えないとき、自分を見つめるとき、いろんな時間がぐ…

逮捕10日目 その3

夕食が終わり、19時40分頃に弁護士のN先生がまた来てくれた。 会社側といろいろ話をしてくれたようで、どうも会社の方は自主退職の形を進めてくれているらしいということだった。 (これは後に崩れることになるのだが…) この時は懲戒解雇の重大さが全く分かっ…

逮捕10日目 その1

いつもと同じ朝を迎えた。 いや、いつもと大きく異なる朝が10日目となり、非日常が日常となりつつあった。 今日は検察に行き、検事の取り調べがあった。 この検事はまあまあ若く、若さ特有の正義感の強い、高圧的な男だった。 悪いのは俺自身なわけだが、こ…

逮捕9日目 その3

ドキドキする俺の心と裏腹に、T刑事さんは逮捕案件の動画のこと以外は全く触れなかった。 果たして泳がされているのか 俺の反応を見ているのか 全く分からなかった モヤモヤしたままその日の取り調べは終わったのだった。 18:00に夕食。ローテーションが組ま…

警察が集める証拠

誤認逮捕のニュースはたまに見るし、あまり証拠が固まってないまま逮捕に至り結局嫌疑不十分で不起訴ということもあるようだ。 ただ、よほどネット関係に詳しくて証拠隠滅の対策が十分だとか、相手の女の子を完璧に押さえていて口を割らないという自信がなけ…

逮捕9日目 その2

スマホにある盗撮データは、今回の逮捕案件のデータだけではなかった。 リフレ店やデリへルで遊んだときのデータなど、いくつか余罪があった。 実は弁護士のN先生に、早い段階で相談していた。 自分には余罪がある。 一旦釈放されてもまた余罪で逮捕されるの…

逮捕9日目 その1

朝ごはんはいつものご飯、のりの佃煮、ふりかけ、たくわん2枚にワカメの味噌汁だった。 この日は午前中取り調べの声がかからず、相も変わらず漫画を読んでいた。40札ほどあったコナンもこの辺りで読み終わったように記憶している。 昼ご飯が終わりゆっくり…

逮捕8日目 その3

14時30分から取り調べがあった。 その時、逮捕案件となった日の事件のことと、初めて会ったきっかけの日のカカオやツイッターでのやり取りの写しを見せてもらった。 俺は事件から2ヶ月以内のスピード逮捕だったので、過去ログは全てそのまま残っていた。 も…

逮捕8日目 その2

早く出るためには、結局勾留要件つまり身体拘束をしなければならないという理由を潰すことになる。 ちなみに勾留要件とは、 1 住居不定 2 犯罪の証拠を隠滅すると疑うに足りる相当な理由がある 3 逃亡し又は逃亡すると疑うに足りる相当な理由がある であ…

逮捕8日目

6:30に起床したが、本当にぐっすりと眠れた。 今日で2週間目に入る。 朝食はご飯、たくわん2枚、のりたま、のりの佃煮、ワカメの味噌汁だった。 朝食はいつもこんな感じでご飯にご飯のおともが並び、おかずというおかずは一切なかった。 8:40、運動の時間…

逮捕7日目 その2

購入希望を出したお菓子などは後日届くのだが、例えばお菓子やジュースは飲食したいときにその都度警官に○○がほしいと言わなければならない。 そして当然夜寝ている時間に持ってきてもらうことはできず、朝食時から夜の点検時までの間だった。 注文してしば…

逮捕7日目

1週間がたった。 割と深く眠ることが出来、職場の夢を見た。 逮捕の衝撃も薄れ、少しずつこの勾留生活に順応し始めていたのかも知れない。 7時に起床点検を受け、パンの朝食。 8時半から風呂だった。 俺は模範生だったからか?いつも風呂はかなり早い順番…

逮捕6日目

多くの通常逮捕がそうであるように、俺も月曜に逮捕されたので今日は土曜だった。 週末は特別なことが二つあった。 一つは朝食がパンだった。 食パンがパサパサで不味いのとご飯が好きな性分もあってちょっとショックだったが、一緒に出た青リンゴゼリー、カ…

5日目のその他

昼飯は玉子丼だった。 昼飯は二段重になっていて、一つがご飯、一つがおかずというパターンなのだが、おかずの重に卵とじが入っていて、具はカニかまだった。 昼飯のローテーションメニューの中で、この玉子丼は数少ないいけるメニューだった。 夕方には署長…

取り調べの合間に

勾留生活で一番辛いのはもて余す時間をどう過ごすかにあると言う。 俺の場合はパニック障害を抱えていたのでそっちの方が遥かに苦しかったのだが、それでも例えば土日は確実に取り調べは行われないため、その暇さはかなりつらい。。 取り調べ以外は、三度の…

人に支えられた勾留期間

6時に起きて、布団を畳んでボーッとしていた。 俺が収容されていた留置所は、部屋と外壁の間に通路があり、警官が通れるような作りだった。(文章ではうまく説明できないが、入り口側が廊下になっており、反対側にトイレがあるのだが、その壁が直接外の壁では…